ごあいさつ
絵の仕事に就いてはや35年になります。
「水野ぷりん絵本Work」では、絵本画,児童書の挿絵を中心にアップしております。こちらのサイトでは、愉快なお話、悲しいお話、そして怖いお話の絵もあります。どれも私自身楽しんで描いたものばかりです。
とりわけ、日本の昔話というのは、幼い頃の思い出と重なります。
そして、今では、日本の古典文学やら、狂言、落語にも心惹かれるようになりました。とっつきにくく思われている古典ですが、読み始めると、日本人の発想の豊かさに驚いたり、ユーモアのおおらかさに感心したりします。こちらを子供達に伝えるような仕事がしてみたいです。
さて、子供時代の読書というのは、これから大人になるための疑似体験だと思っています。読むうちに、主人公と一緒になってワクワクしたり、こんな辛い時にはこんな勇気が必要なのだ。などと、生き方を学ぶことが多いでしょう。そして「絵」は、そのための大事な手助け、場面の共有でしょう。ストーリーに寄り添う場面、場面の絵が、子供達の感受性や想像力を広げる大きなきっかけになってほしいと願っています。
そして、大人になった時、あの時見た絵は、美しかったなぁと思い出されるような「良質な絵」を目指します。そして、あの場面が忘れられないという「衝撃の絵」(笑)も描きたいと思っています。
タッチはストーリーを生かすべく、いろいろ工夫しながら楽しんでおります。
関心をもって、あちこち見てくださると嬉しいです。
新作、新刊本も、随時UPしてまいる予定ですので、みなさまに楽しんでいただけますよう祈っております。
プロフィール
- 1960年東京生まれ。武蔵野美術大学油絵科卒業。
- 広告代理店クリエイティブ室に勤務後、独立。
- 絵本画、児童書の挿絵中心に活動。
- 日本出版美術協会(JPAL)会員
- 日本児童出版美術(童美連)会員
主な作品
- 「発見!古典はおもしろい(全3巻)偕成社
- 「体験!子ども寄席(全5巻)偕成社
- 「きんいろのライオン」すずき出版
- 「かさじぞう」PHP研究所
- 「日本の神様のお話/上下巻」(東京書店)
- 「こだぬきぽぽんたと三枚のお札」「
- 「たろうがいっぱい」(共にチャイルド本社)
- 伝記絵本「ガンジー」
- 伝記絵本「手塚治虫」(共にチャイルド本社)
- 「因幡白兎」(登龍館)
- 「くさびら」(学研)
- 「地獄の歩き方」(金の星社)
- 「回転寿司になれる魚図鑑」
- 「夜のいきもの図鑑」(共に主婦の友社)
- 「アンモナイトの森で」学研など。
- 詳しくはコチラ
玄光社「絵本のいま」に掲載されています
展覧会
- 2005 水野ぷりんのお伽草紙〜今は昔のふしぎごと /青山PIGA画廊
- 2007 水野ぷりん 風華やぐ四季 /高原アートギャラリー八ヶ岳
- 2009 水野ぷりん 絵本原画展 /久我山幼稚園,西鎌倉幼稚園
- 2009 浮世絵でつむぐ江戸物語 /文京シビックセンター
- 2011 絵と遊ぶ五行歌〜麹町倶楽部 /神楽坂アユミギャラリー
- 2013 おとぎ話の世界〜三人の挿絵展 /イチーズギャラリー
- 2015 子育てシンポジウム 読み聞かせ・講演 新宿清掃事務室
- 2016 日本挿絵大賞展 新宿紀伊国屋ギャラリー
- 2016 日本挿絵大賞展 ニューヨーク展
- 2016 みずくき書道会 墨色のリズム展 神楽坂アユミギャラリー
- 2017 クリエータEXPO出展
- 2018 JPAL展(日本出版美術連盟展)銀座サロンドジー
- 2018 教科書の「泣いた赤鬼」展 浜田広介記念館むくどりギャラリー
- 2018 みずくき書道会 墨色のリズム展 神楽坂アユミギャラリー
- 2019 JPAL本とさし絵展原画展示販売フェア 新宿紀伊国屋特設会場
- 2019 童美連展 神保町ブックカフェ
- 2019 JPAL展(日本出版美術連盟展)新宿世界堂ギャラリー